もちろんですが、人間は足で立っています。
それぞれの骨が重なりあってパズルのように足部を形成しています。
そして、歩行を行うに辺り、役割をもって機能しています。
足裏から全身のバランスを整える「安定機能」
上部へと伝わる衝撃と捻じれを吸収する「免震機能」
全身を支える力と運動能力を高める「支持運動機能」
が有り、それを支えている3つのアーチ(外側アーチ、内側アーチ、横アーチ)が
しっかりしていることが前提となります。
ただ近年、老若男女問わず足の変形が大変多くなりました。
環境の変化、アスファルトで覆われた地面、外傷によるバランスの乱れ、運動不足、
若い女性のヒール靴など理由は多々あるとは思いますが、
ここで言う変形は病院・接骨院でも診断されることがない、
筋肉のバランスが乱れアライメントが崩れた結果によりおこった
足の変形のことを指しています。
ここでは代表的な3つの変形の特徴を説明しましょう。
自分の足がどこかに当てはまっていますか?
前足部内反
圧倒的に多い変形です。
2番目と4番・5番目にタコができる傾向があります。
4番目・5番目の指が内側に向いていることがあります。
もっとも多い前足部内反の場合にもこの2つのパターンが出現します。
1.過剰に内反した前足部は内側に落ち込み、足部全体は外反します
偏平足になっていたり、第2指にタコがあるケースが多いです。
2.足部は内反し(後足部内反でも起こります)
結果姿勢が悪くなり筋肉、靭帯、関節包に多大な負担がかかり
足部、膝部、股関節部、腰部、骨盤部
如いては首、肩の痛み、また肘、手首まで関係することはしばしばです。
前足部外反
拇指と4番・5番目にタコができる傾向があります。
2番目~5番目まで指が内側に向いている傾向があります。
指が屈曲拘縮を起こしていることがあります
後足部内反
2番目と4番目5番目にタコができる傾向があります。
5趾がバニオン(腫れてむくんでいる様な状態)になっている。
当院では患者様の足を測定・診断し患者様の足に合った
オーダーメイド・インソールを製作致しております。
患者様が体重を掛ける時の癖などを診断して作成する為、一般的な足型を取って作るインソール
よりも機能性がアップしています。
自分の足に合ったインソールを作成し靴に入れる事により足部の筋肉を強化しアーチが形成され歩行が変わります。
足裏の(固有受容器)感覚の神経がうまく働く様にもなり各関節の負担が軽減し自律神経のバランスも良くなります。
結果、腰痛、膝痛、O脚。また首・肩周辺の力が抜け上半身の症状が改善されること多々あります。
オーダメイド・インソール(メディカルタイプ、上履き靴・下履き靴用)
基本的な歩行時の踵からの外側着地(次に小指が着地し)親指で蹴り出す動きを誘導するため体重移動の仕方が変わり姿勢も良くなります。
男性の方で最近ではビジネスシューズにもインソールが入っているもの(底が深い)もありますのでお探しいただき、そこに入っているまたは新しい別のインソールに製作することが可能となります。仕事しながら履くことが出来れば一石二鳥ですね。
スポーツ用インソール(パフォーマンス向上・ケガの予防)
基本的には足部の安定と親指での蹴りだしを誘導をします。
しかし、スポーツでも球技などでは前方向だけでなく、前後、横、斜めなど様々な方向への蹴りだしが必要なため、スポーツの種目に応じてパットを装着していきます。
多くの患者様に喜んで頂いておりますので興味がある方はご相談下さい。
インソール製作料
ノーマルタイプ 1,200円から
(足の状態により製作に数日かかることがあります。おすすめの靴もあります、声をかけて下さい。)